LesMise’s diary

とある家族の小学校受験 ~一人目を終え、二人目の軌跡~

2.個人の先生のお授業

結果から書きます。

我が家の受験では、個人の先生のお授業の有効性は

20%】ほどでした。

 

▼個人の先生で役になったこと

たくさん嫌な思いをした前提で、

どんなに小馬鹿?にされても分からないふりをして

 楽しく通っているように努めました。

娘もダメなところを指摘されるだけで、

そう褒められることもないのに

お教室に通うことを嫌がることはありませんでした。

 

今こう書いていて、

二人で手を繋いでお教室に向かう道中

強く握り合っていたことを思い出します。

 

何も分かっていない私たちは

小学校受験という荒波に立ち向かいました。

この姿勢ができたのは個人の先生の【冷たさ】

にあったと思います。

 

あと、なんの勉強をしたらよいかが分かっていなかったので

先生のカリキュラムで【やるべきこと】を把握しました。

 

 

▼個人の先生に期待するもの

(終わったことをあれこれいうことをお許しいただいて・・・)

個人の先生は、せめて子どもに対してはお優しい方がよかったです。

 

ご気分で左右されたり、怒ったりしない先生

子どもができないときに駄目だしをするのではなく

ほんの少しの魔法をかけてくださる先生

 

忘れられないシーンがあります。

1日校受験のとき、学校へ歩いて向かう途中で、

お受験の服装をされている一組のご家族がおられました。

そして、お嬢さまが初老の女性にハグされているご様子をお見かけしました。

 

個人の先生が、お試験の当日に学校近くまでいらっしゃり

最後のエールをご家族に送っておられるのだと解釈しました。

 

受かるわけがない体で送り出された私たち。

最後に愛と勇気をもらって挑まれるご家族。

 

 田舎者なりに、折に応じて季節のお菓子をお渡しし、

たくさんの費用を先生にお支払いいたしました。

 

でも、個人の先生に通ったからこそ

私たちの家族は一丸となることができました。

 

二人目ではもう必要がありません。